御主人様

御主人様との出会いは、私がまだ小学生の時だったと思います。
近所に変わった人がいる、と御主人様の家はその近所の子どもたちの間では「お化け屋敷」のような扱いをされていました。
怖い物見たさで、その家に忍び込んで、御主人様に叱られる、というようなことを繰り返していたんです。
私もよく叱られた一人でした。
ですが、なぜか私には道で会えば話しかけてくれたり、こっそりとお菓子をくれたり、親切な一面もあったんです。
私が高校生の時でしたが、両親が事故で亡くなってしまい、施設に行くか、面識もない叔父の所に厄介になるかという状況になったんですね。
その時には、すでに私は御主人様のところへ週に一回くらい遊びに行くような関係になっていましたので、相談したんです。
神待ち
そうしましたら、「家にくればいい」と提案してくれました。
それ以来、ご主人様の家の二階の一室を与えられてします。
ただ、色々と条件がありました。
御主人様と呼ぶというのもその一つです。御主人様にしてみたら、冗談のつもり、遊びの一環だったんでしょうね。
遊び半分の軽い気持ちで、天涯孤独になってしまった私を引き取り、私に「御主人様」と呼ばせる。
別に御主人様は、サドとかそういう人ではないんです。
ただの変わり者、なんでしょうね。人の付き合いをほとんどしない人ですから。
ただ私のことは、私が小学生の時から、何かを感じていてくれた、のでしょうか。
今は、御主人様の助手というような立ち位置ですね。
御主人様は一応、研究者として某国立大学で教授をしてますから。
私はその分野にはあまり詳しくないのですが、資料整理など任されることもあります。
割り切った関係
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1月 22, 2018


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